私を知るようになったきっかけは何ですか?
ご主人:
窪寺さんが家内の高校時代の同級生で、家内が「こんな人いるんだけど」と相談してくれました。
奥様:
家を作るのに木にさわれる家がいいと思ったんです。そういう会社を探していたところ、「そういえば、窪寺君材木屋さんだ」と思い出して、木の専門家である窪寺君に相談しようと思って、ドキドキしながら何十年ぶりに電話をかけました。
マルトミホームさんのHPはよく見てたので、マルトミホームは知っていました。窪寺君が社長になっていてびっくりしました。別に相談中の会社さんの方が、私にとっては情報としては詳しかったんだけど。
窪寺君のことはある程度知っていても、マルトミホームさんのことはほとんどわからないので、どうしようどうしようと思ってたんだけど。
最終的に、夫のほうが「木にとことんこだわっているから、窪寺さんにしよう」と決めたんです。
家を作るにはそれなりの予算がかかる。それを削れっていうことは、安い値段で安いなりの家が出来上がる。そういうのじゃなくて、必要なお金はもらうけど、それ以上のものを私は提供しますって。
私、それ以上のものは何なんだってよくわからなかったけれど、それ以上のものって言うから、一生懸命に作ってくれるんだっていう…肝心な所は信じられる男だと思ってたので夫と相談して決めました。
私のことを初めて見たとき、正直どんな印象でしたか?
ご主人:
自然体の方で、イイ感じだと思いましたよ。
奥様:
真理さんがね、「ここはね、ここはね、素敵なの。私作ったのよ!」と。見て見てという感じでした。一生懸命に、愛情込めて作ったんだなと、ストレートに伝わってきました。
あと窪寺君の会社に行ったとき、社員のみなさんとの関係のなかで、「窪寺君は、社員のみなさんに信頼されているなぁ」すごいなと思いました。
今回、なぜ、建替えしようと思ったのですか?
ご主人:
息子が、「八王子で土地付きの家を買って住もう」と言ったんですけど、財政的に無理で。それだったら建て替えて、一緒に住んだほうがお互いの負担が少ないんじゃないかと思いました。
建替えるまでに、どんなことが気になっていましたか?
奥様:
前の家は、ネズミの入り口があるのが気になりました。ネズミ退治の業者さんに、「あなたの家は、ネズミの入り口があるからネズミが入ってくるんだ」と言われました。
ご主人:
やっぱり予算のことです。その点は、窪寺さんが信金さんを紹介してくださって、ほんとによかった。助かりました。
奥様:
よかったね。
私、窪寺に依頼する上で迷ったことや、躊躇したことはありますか?
ご主人:
あなたの友達だから信用していたから。後はお金のことだよ。
奥様:
主人からは、ここの工務店はどうなんだ、本当に信用できるか、とかは言われたりはしなかったね。「あなたが選んだからいいんじゃない」って言う感じでした。
私に頼む上で決め手になったことはなんですか?
ご主人:
やっぱり木だよね。好きか嫌いかというと、木が大好き。
奥様:
ほんとはね、自然に風の通る家が出来るのかと思ったんだけど。通常の2倍の量の木を使うので、予算的に無理なんだと途中で思ったんでそれはとっても残念でした。
でもそういうものの良さを知っている会社だから、お任せしました。
お台所が、この位置になっているのが決定的でしたね。びっくりしました。こんな間取りを考えてくれるのはすごいなと思いました。
今回の建替の件で印象に残っているのは何ですか?
ご主人:
上棟のときにみんなでクレーン車を見たのがよかったね。これから始まるぞ!という感じになりましたね(笑)
奥様:
光が入った方がいいから望遠のガラスの仕切りにしてほしいと思ってたとき、大工さんはもう棚の準備が終わってたのね。
大工さんが「やだなっ」呟いたというのがあります。大工さんが本当に一生懸命作ってくれてんだなとよくわかりました。大工さんが呟けるような現場がいいな、と思いました。
施主さんに言われたんで、嫌だけど嫌だとは言わずに、「はいっ」て言ってやるんでなくって、大工さんが「やだなっ」って言うのは、ここはこういう風にって考えてくれて作ってくれてるんだよなとわかりました。
結局望遠のガラスの仕切りなしで、そのまま進めてもらってよかったです。それぞれの職人さんがよくやってくれました。すごかったです。特に、内装の壁はりのお兄さんが、かっこよかった。音楽かけて、音楽にのりながら仕事するんです。あっという間に出来上がりました。
ご主人:
基礎は芸術的ですね。こんなきれいな、ひび割れひとつない基礎は他にないと思います。
奥様:
基礎マニアで、どっかで工事してると見に行って、「うちのはいい、うちのはいい」って言ってます。
今回一番よかったことはなんですか?
奥様:
思った通り、この木の床いいです。この辺で用事していて疲れるとその場でゴロンと寝て、目がさめるまでそのまま寝てます(笑)
畳よりこの木の床で寝てるのが、凄〜く気持ち良くって。良かったデス。どこでもゴロンと出来るのが最高ですね。
ご主人:
よかったよね。前とあまり変わらずに生活できている。同居だからいろいろあると思ってたんだけど、あまりないよね。1階の私たちと、2階の息子夫婦と一緒に打ち合わせをしてきたので、出来上がったあとも、うまくいっています。
ご家族の方は何と言ってましたか?
ご主人:
息子はお母さんが決めた会社なので、なじむとか信頼するとかは、なかったと言います。
だけど「窪寺真理さんが、ちょくちょく顔出してくれたから、そこが信頼感になったんだと思う」とも言っていましたね。
奥様:息子たちは、とても当たり前のように生活してます。
ご主人:
トイレは3個あるのはいいね。たまに、孫が「トイレ貸してください」って来るからね。なんか、うれしいですね(笑)
建替が終わった今、あらためて、どんな気持ちですか?
奥様:
ここのうちが完全に自分のからだの一部になっています。拡大からだになってて、ここの家に馴染んでいます。台所の作業するのも動きやすいし、とても暮らしやすいです。ホント、拡大わたしです。
ご主人:
防音室を入れてよかったじゃん。息子が近所迷惑にならずにドラムの練習ができて、家族みんなが集まれるようになればと思って計画したけど。
息子も楽しく練習してるし、みんなも自然と集まれる場所になったし。
ただ、マルトミさんの苦労ってのがあるよね。限られた予算の中で、どのくらい防音できるのか、作ってみないと分からないって感じだったから。あなたが窪寺さんと同級生で、窪寺さんと出会えたことが、なにより一番よかったね(笑)
Commenti